トップ関東大会>埼玉県勢2校参加し5・16開幕 春季関東高校野球

2009年05月14日

埼玉県勢2校参加し5・16開幕 春季関東高校野球

県勢2校参加し16日開幕 春季関東高校野球

 第61回春季関東高校野球大会は16日から5日間、群馬県の上毛敷島など3球場で、1都7県の代表計18校が参加し、関東王者の座を争う。埼玉からは浦和学院と埼玉栄が出場。2年連続12度目の出場となる浦和学院は16日の2回戦で下妻二(茨城2位)と、7年ぶり4度目代表の埼玉栄は同日の1回戦で東農大二(群馬3位)と対戦する。

攻守ともに安定感 浦和学院

 浦和学院は攻守ともにしぶとさを見せ、ノーシードから4年ぶり9度目の優勝を果たした。

 チーム打率3割3分9厘の打線は活発。上位から下位まで、どこからでも好機をつくれるのが強みだ。1番石田はチーム1位の打率4割8分1厘、出塁率も5割6分3厘を誇るスイッチヒッター。萩原、島津、久保の中軸も振れており、長打も期待できる。7番室町は4割5分5厘でチーム2番目の打率。犠打19、盗塁15と手堅く、機動力を使った攻撃もできる。

 投手陣は左腕エース羽倉が軸の継投が基本。羽倉は直球とスライダー、カーブを使い分けて打者を打ち取る。防御率0・63で34奪三振。2番手が予想される左の萩原も、変化球主体に打者を翻弄(ほんろう)する。守備も計7試合で失策4と安定し、簡単に崩れない。

自慢の投手陣軸に 埼玉栄

 埼玉栄は投手を軸に守り勝つのがパターン。県大会までは、ピンチで粘り強さが目立った。

 安打数39、チーム打率2割1分5厘と強打線ではないが、着実につないで得点する。4番の林は打率こそ低いが、3安打5打点と勝負強い。林以外は臨機応変に打順を組み替え、下位の松田が4割6分2厘とチーム一の打率。中軸の伊藤も5打点をマークする。

 投手陣は左の芹沢、右の竹内ともに制球力が売り。切れあるスライダーが持ち味の芹沢は、関東大会からエース番号を託された。竹内は直球に加え、カーブ、フォークボール、ナックルボールを自在に操る。県大会は体調不良で欠場した右腕島野の復帰も好材料だ。守備は戦況によってポジションを変えるが、計6試合で失策3としっかり鍛えられている。

埼玉新聞


なんとなくやる│Comments(0)TrackBack(0)関東大会 
トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 


2009春季高校野球関東大会の組み合わせが決定2009春季高校野球関東大会 第1日目 1・2回戦
このページの上へ▲