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2009年07月23日

聖望が浦学下す 高校野球埼玉大会第10日

 高校野球埼玉大会10日目5回戦は、Aシードの浦和学院とCシードの花咲徳栄が敗れる波乱がありました。

聖望が浦学下す 高校野球埼玉大会第10日

(22日・県営大宮ほか)

 第10日は2球場で4試合が行われ、埼玉史上初の4連覇を狙った浦和学院が、3―4で昨春の選抜大会準優勝の聖望学園に破れた。浦和学院が準々決勝進出を逃したのは、第79回大会の3回戦敗退以来12年ぶり。

 浦和学院は一回表、エース羽倉と捕手久保のバッテリーの連係が乱れた。先頭打者佐々木を死球で出塁させると、捕逸と失策が絡んで1点を許し、さらに犠飛から1点を奪われた。混乱は続き、三回にも失策で2失点した。

 中盤以降は守備も粘り、打線も息を吹き返した。五回には島津のタイムリー、七回には山崎の本塁打、八回には竹内の適時打で3点を返した。だが、1点差で涙をのんだ。森士監督は「打ち切れなかった」と肩を落とした。

 聖望学園は咋秋、今春とも県大会3回戦敗退。序盤から小技などで揺さぶり、岡本幹成監督は「挑戦者としての姿がやっと出てきた。大会が選手を育ててくれた」と笑顔が止まらなかった。前回の北埼玉大会優勝の本庄一は鷲宮に3―2で辛勝。市川越は大宮東を破り、11年ぶりベスト8。春日部東は2年ぶりの8強入りを果たした。

 第11日は、県営大宮などで5回戦残り4試合がある。

埼玉新聞

 浦和学院は自滅での敗退。聖望学園打者のバスターの構えに翻弄されてしまった。花咲徳栄は、過去の戦績から、負けることが少ない相手に逆転負け。秋の大会で優勝するも、春・夏の大会では良いところがなかったようだ。

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