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2009年10月15日

浦学、好機着実10度目V 秋季高校野球埼玉県大会

浦和学院、好機着実10度目V 秋季高校野球県大会


 (14日・県営大宮)

 最終日は決勝が行われ、浦和学院が花咲徳栄を7−3で破り、3年ぶり10度目の優勝を飾った。浦和学院はこの勝利で対花咲徳栄の公式戦連勝を10に伸ばした。

 浦和学院は1−0で迎えた二回、2本の安打と4四球など打者9人で、3点を奪って主導権を握った。四回には1点差に詰め寄られたが、1死満塁から2番手萩原大が好救援。後続を打ち取ってリズムをつくると、終盤の七、八回に打線が3点を加えて突き放した。

 関東大会は10月31日、千葉県野球場などで開幕。浦和学院は5年ぶり7度目、花咲徳栄は7年ぶり2度目の選抜大会出場を目指す。

    試練越えたくましく
       浦和学院


 夏の県大会4連覇を逃してから約3カ月。浦和学院が秋10度目の頂点に上り詰めた。3年ぶりの優勝を果たした森監督は、「秋は久しぶりに勝てたのでうれしい」とほっとしたような表情で語った。およそ3カ月前には決して想像もできなかった結末だったからだ。

 新チームの船出は多難だった。今夏の県大会は7月22日の5回戦で、甲子園に出場した聖望学園に敗退。再スタートを切ろうとした途端、インフルエンザの猛威に野球部が襲われた。30人近くが罹患(りかん)して休部状態。チームが練習を再開したのは、8月12日になってからだった。

 敗退のショックで選手のモチベーションは低下し、練習でも体調が優れず動きは悪い。この時期のチーム状況を見て、森監督は「チームはどうなってしまうのだろう。秋はあきらめざるを得ないのではないか」と思ったほどだった。8月19日から31日まで、アジアAAA野球選手権のためにチームを離れる森監督の心中は、決して穏やかではなかったという。

 それでも森監督が帰国するまで、チームは前進し続けた。安保部長を中心に、選手たちは危機感を募らせて一丸。練習試合では「森先生が帰って来るまで絶対に負けない」をテーマに掲げ、9割近い勝率を残した。チームづくりは遅れたが、大会を前に不死鳥のようによみがえった。

 今秋の勝利には、今まで積み重ねてきた白星以上の価値がある。主将の星は「焦りはあったが、森先生の思いを感じてやってきたことで、何とか間に合った」としみじみと語った。試練を乗り越えた数が多いだけ、「ウラガク」は強い。

    分厚かった3連覇の壁
        花咲徳栄


 3連覇の壁は厚かった。試合後、ベンチ裏で行われたミーティングで岩井監督が静かに語り掛けると、悔し涙を流す選手も。「精神的、技術的にいっぱいいっぱい。弾切れ。撃ち尽くした」と例えた同監督。準決勝までに全力を注ぎ込み、投打とも“空砲”だった。

 1死も取れずに降板した準決勝の雪辱を期したエース五明が、決勝も誤算だった。一回に先制を許すと、二回には連打で走者をためられ、痛恨の3者連続押し出し四球を与えた。背番号1は「(準決勝より)球はきてると思ったが、直球が浮き上がって四球になった」と反省。準決勝までの4試合で48安打33得点と打ち勝ってきた打線も、連打は2度だけ。タイムリーが出ず、投手陣を援護できなかった。

 第1シードもインフルエンザという敵には勝てず、9月28日の抽選会当日に先発8人が発症した。五明も回復後に投球フォームを崩し、準々決勝後には横手投げに変更。「スピードはそこそこ出る。コントロールをつけて、変化球でストライクが取れるようにしたい」と、いまだ試行錯誤を続けている。「1番をつけている者がエース。1人で頑張るつもりでやらないと。花咲徳栄のエースなんだから」と指揮官もハッパをかける。

 主将の根建は「負けて悔しさに気付いた」。目指す7年ぶりの選抜へ、この敗戦から再び立ち上がる。




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